一般質問
2010年03月06日 06時03分
今回の質問は虐待について、今年亡くなった岡本海渡君を話題にして、
彼のひたむきな生きる様を語らせていただきました。
悲鳴、アザ…でも「パパはいじめない」と近所のひとに話していたそうです。
虐待のサインは彼の作文の中にも現れていました。ご紹介します。
うみへのながいたび おかもと かいと
ふいに、でっかいおすぐまが、すがたをあらわしました。
それでもかあさんぐまは、おもいきって、そのまんまえ立ちふさがる。
「なにかようかい、え?」
「うんにゃ。うふふ……」
かわいいこぐまとめすぐまを見かけて、ちょいといたずらしてくなっていた。
虐待が確認されたのは、歯科医が診察の際、胸や腹にいくつものアザあるのを見つけたこと
からです。
学校や子ども家庭支援センターに通報されましたが、
学校は家庭を訪れ、「二度と殴らない」と話したため、児童相談所も「対応は不要」と判断、
しかし海渡君は数カ月にもわたり何十日間も欠席、
亡くなる月は20日まで登校していなかった。
それでも「虐待がある」とは受けとめていなかった。対応のまずさが招いた結果であります。
西東京市には絶対にこのような事が起きない、
起こさないという決意のもと警鐘を鳴らしました。
しかし21年度に子どもの命が危ぶまれ一時保護に至ったケースは6件もありました。
子どもへの虐待は許さない